家事代行の現場で、これまでたくさんのママたちに寄り添ってきました。
お家がキレイになって、その瞬間のモヤモヤは晴れる。 でも、どこかで「頼ることに罪悪感」を抱えて、ギリギリまで自分をセーブしてしまうママたちをたくさん見てきました。 「もっと任せてラクになっていいんだよ」と提案しても、ブレーキがかかってしまう。
お家をキレイにするだけじゃ、心の奥の罪悪感までは消せないのかもしれない。 もっと心からラクになってほしい。 そう強く願う中で、私は心理学に出会いました。
「できていないこと」に目を向けすぎている。
心理学を学び、みなさんのお話を聞いていて、つくづく思うんです。 みんな、「できていないこと」ばかりに目を向けてる。
- 「おもちゃがだしっぱなし」
- 「ご飯が手抜きになっちゃった」
- 「仕事の成果が思うように出せなかった」
そんな風に、できなかった時ばかり、自分で自分を責めていませんか? 完璧じゃない自分に、バツ(×)をつけていませんか?
息を「吸い続ける」だけの、無限過呼吸になってない?
「ちゃんとしなきゃ」「甘えちゃいけない」って必死だった、かつての私も全く同じでした。だから、その気持ちが痛いほど分かります。
当時の私の頭の中は、無限に湧き出るタスク(仕事も、家事も、育児も)をつぶしていくことで一杯でした。やっても、やっても、次から次へと湧き出るタスク。
あれ、いま振り返ると「過呼吸」のようになっていたんだと思います。 タスクを自分のなかに吸い続ける。でも、人に頼れないから「吐き出せない」状態。吸う と 吐く のバランスがおかしい、苦しい状態。
そんな限界のときに限って、子どもって容赦なく仕事を増やしてくるじゃないですか。 おねしょをする。牛乳をこぼす。靴を履きたくないとグズグズ言う。
もう限界まで息を吸い込んでいるから、その小さな「ひと吸い」が耐えられないんです。余裕がゼロだから、すぐにキレちゃう。 「子どもだって外でがんばってきてるのに」「ちょっとの甘えや失敗なのに」って、頭では分かっている。分かっているのに、溜め込んできたストレスが大爆発してしまう。
そして夜、子どもの寝顔を見ながら「なんて最悪な母親なんだろう」って大号泣して自分を責める。そんな毎日でした。
誰かに毎日でも「がんばってるね」って評価されたい。
本当はね、限界までがんばっているこの労力を、誰かに気づいてほしいんですよね。 「私、すごいでしょ?」「毎日こんなにがんばってるよね?」って。毎日でも評価されたい。
でも、そんなこと大人だから口にできないじゃないですか(笑)。
だから、せめて仕事「しか」してない夫には気づいてほしい。労ってほしい。 そうやって期待すればするほど、何の見返りもなくてイライラが募る。言葉にできないから、家の中で「不機嫌アピール」で行き場のない怒りをぶつけちゃう。
……でもね、夫も仕事で疲れて帰ってきてるから、そんな空気の家、居心地悪いよね(笑)。
自分を追い詰めて、家族の雰囲気まで悪くして、当時の私は完全に悪循環の沼にハマっていました。自分を追い詰めていることにすら、気づけていなかったんです。
自分で言えば「100%欲しい言葉」がもらえる
あのね、人に「気づいて!」「褒めて!」って期待するの、もうやめにしませんか? 他人に期待するんじゃなくて、自分で自分に言ってあげればいいんです。
「自分で自分を褒めれば、100%自分が欲しい言葉が、今すぐもらえる」
この事実に、私は40歳を過ぎて、やっと気づきました(笑)。
「お疲れ様、私。今日も本当によくやったよ」 「あのおねしょの処理、神対応だったよ」 「仕事も家事も、限界まで回してえらい!」
自分が一番欲しかった言葉を、自分の声で、自分にかけてあげる。 だまされたと思って、一度やってみてください。あんなに心の中にあった「トゲトゲ」が、嘘のようにスーッと収まっていくから。
誰かに褒めてもらえなくてもいいんだよ。
これからは、できたことにもっと注目すればいい。 誰かに褒めてもらえなくてもいいんだよ。自分がまっさきに、自分を褒めめにいくんだよ。
がんばってる基準を、もっともっと下げていきましょう。
「がんばってるよね、私たち」って、お互いに肩の力を抜いて笑い合える。そんな安心できる場所を、私はこれからも作っていきたいです。
今日も一日、本当にお疲れ様でした。 まずは自分に「よくやった!」って、100点満点の言葉をかけてあげてくださいね。